2015年度 社会福祉士養成支援


2015年度においても、ソーシャルワーカー育成支援の実習をおこなっております。
過去の社会福祉士養成支援の報告は、2014年度 社会福祉士養成支援をご覧下さい。

京都医健専門学校 3名の学生
実習期間:2016年1月~3月

実習課題

トワイライトステイ活動報告

事業紹介


<居場所づくり>

トワイライトステイとは、夕方から夜の子どもたちの「居場所」をつくる活動です。地域の方や学生のボランティア、大津市社会福祉協議会やNPO、幸重社会福祉士事務所が協力してこの活動を行なっています。学校や家庭でしんどい思いを抱えている子どもの中には、夜ご飯を一人で食べている子や毎日お風呂に入れていない子、他者とのかかわりが少なくて寂しい思いをしている子もいます。そんな子どもたちが「来てよかった」「楽しかった」と思える時間をつくることを目的として、2015年度はNPOの事業所など4か所を使用し活動しています。


<対象者>

夜、家で子どもだけで過ごしている子ども (小学生~18歳)
学校や家庭に居場所がなくしんどい思いを抱えている子ども


<活動のねらい>

夕方から夜の居場所づくり
・学習支援(生活に関わる学習も含む)
自己肯定感の向上
・みんなで楽しく食事(孤食防止)を通したコミュニケーション
・入浴を通したコミュニケーション
・専門職や地域のボランティア等の異年齢(大人)とのかかわり


活動報告


<実習生1>

私が参加したトワイライトステイでは、今年に入ってから通い始めた2人の兄弟が利用しています。まだ利用し始めたばかりなので地域のボランティアはまだ入れずに事務所のスタッフと実習生の自分たちが関わり、遊んだり話したりして楽しい時間を作り、食事や入浴を共に行い彼らの生活習慣をサポートしています。

2人ともまだ元気が形になったような年齢ですし、家庭にしんどさを抱えているので対応は単純ではありません。トワイライトステイに参加し関わり続けるうちにしんどさの背景が見えてきたり、二人が信頼して接してくれたり、関係が作られていくことで見えること、出来ることが増えてきて、個別の対応ができるようになってきました。このように一人ひとりの子どもに注目して対応できるのがトワイライトステイの強みの一つであると思います。またトワイライトステイと別にモデルづくりを行っている美容活動に子どもをつなげるハピハピカットにも実習生として子どもたちと参加しました。



・子どもたちの過ごし方

時間 内容
17時 トワイライトステイスタート。
子どもを迎えて遊びながら今日の出来事を聞いたりします。
18時 夕食。時には一緒に作ったりもします
19時 お風呂。近くの銭湯に行ってお風呂に入ります。
お風呂でリラックスすると子ども達も普段とは違うことを話してくれたりします
20時 子ども達を家まで送ります。帰り道ではちょっと落ち着いた話なんかもします
21時 振り返りの時間です。幸重さんにアドバイスをもらったり、
自分たちで反省して次はもっと楽しくて良い時間になるよう話したりします

・感想

最初のトワイライトステイでは、子どものテンションに引っ張られっぱなしでどう接したらいいのか全く分からず、自分の中の子どもの一般的なイメージとの差異に戸惑いを感じたりして困惑していました。しかし、何度も関わり続ける内にその子たちを個別に見ることができるようになっていき、接し方も考えられるようになっていきました。社会福祉士としての知識や考え方よりも、もっと大切で基本的な「目の前の人間を個人として見る」ということを身をもって学ぶことができたと思います。


<実習生2>

私が通ったのは、中高生の姉妹、小学生の女子が利用する曜日でした。常勤のスタッフのほか、2~3名の学生ボランティアや社協の人が訪れることもあり、人が多く賑やかな曜日です。

子どもたちは継続的に関わっている学生ボランティアで気に入っている人が来ることを楽しみにしていたり、スタッフを茶化して面白がったりと、利用しているのが女子だけということもあるのか、心からリラックスして過ごすことが出来ているようでした。

常勤スタッフの話を聞くと、最初は子どもたちはボランティアとあまり関わろうとしなかったそうですが、やはり利用回数を積み重ねることにより、スペースを安心できる居場所と感じられるようになってきたのだと思います。



・子どもたちの過ごし方

時間 内容
17:00~ 子どもの到着
17:30~ 夕食までのフリータイム。姉妹の姉の方は、プライベートの
話や好きなアニメや漫画の話を勢いよく語ってくれます。妹は、学校で疲れている
ことが多く、時にはだら~んとしていたり眠そうにしながらも、アニメの話で一緒に
盛り上がったり、学校のことを話してくれたりします。小学生の子は、料理が好きなので、
夕食の準備を手伝ったり、学校の宿題をして過ごします。
18:30~ スタッフが作った夕食を皆でテーブルにセットし、
大勢(7~8人)で食べます。何を見ても笑いたくなるお年頃。顔を合わせて食べる
学生ボランティアと目が合うことがおかしくて爆笑するなど、笑い声が絶えない時間です。
皆ご飯はおかわりするなどして、たっぷり食べます。
19:00~ 夕食の片づけをしてまたフリータイムです。
バレンタインデーが近いときは、チョコレート作りもしました。
折り紙や“絵しりとり”で遊んだり、トランプやボードゲームをすることもあります。
好きな男の子の話をすることもあります。
和気あいあいとした雰囲気の中でも、ふとした瞬間に見せる表情や会話の中で、
子どもたちが抱える家庭の事情や悩みが見え隠れします。
20:00~ あっという間に時は過ぎ、帰宅の時間です。
「帰るよ~」と声がかかってもぎりぎりまで遊び続け、スタッフに急かされながら
それぞれが家に帰ります。


・感想

一度きりのボランティアではなく、ある程度定期的に関わることによって親密度が少しずつ増し、色んな話を聞き出せるようになりました。同時に私自身の子どもに対する愛着も増し、自然にその子のトワイライト以外での生活のことを多く考えるようになりました。学校や家庭でしんどい思いを抱えている子に信頼できるつながりや安心できる居場所を提供できる場所として、そしてそれ以上の様々な可能性をトワイライトステイは秘めていると思います。


まとめ


家庭や学校でしんどい思いを抱えている子どもたちの中には、他人から認められる機会が少なく、自己肯定感が低い子もいます。トワイライトステイでは、食事や余暇時間を一緒に過ごしてコミュニケーションをとることはもちろん、自己肯定感を高めることが大切だと学びました。自我が強く、コミュニケーションがうまくとれない子もいますが、その子たち一人ひとりの長所や強みを見つけ、その力を伸ばしていくことも社会福祉士として必要なスキルだと感じています。そのためにも「信頼関係」を築くことが最も重要であると感じました。トワイライトステイがこれからも子どもたちにとって、楽しくて安心できる場であり続けてほしいです。

トワイライトステイを通じて学んだことを、今後の児童福祉の実践の場で活かしていきたいと思います。


京都光華女子大学 3回生
実習期間:2015年5月~12月

実習課題

ペプチー作画イラストを使用した研修映像の撮影と字幕編集


ソーシャルワークの説明 研修で「川の話」を使って・・・


*音量にご注意下さい。
YouTubeで視聴


ペプチー作画のパワーポイントスライド形式ファイル



ファイルはこちら

花園大学 3回生
実習期間:2015年7月~8月

実習課題

子どもの貧困対策センターあすのば夏の合宿ミーティングのレポート

はじめに


2015年8月28日〜8月30日に「一般財団法人あすのば」が主催する、「子どもの貧困」に関する当事者と支援者が一同に介した夏の合宿ミーティングに、当事者の高校生たちと学生ボランティアの方と一緒に参加しました。群馬の山の中で二泊三日を支援者と当事者の垣根なくレクリエーションやシェアのば活動で自分のことを語ることを通して、当事者の彼らにどんな成長が見られたのかレポートしたいと思います。



合宿参加前のいきさつ


「高校入学前、中三学習会に参加し、その後トワイライト活動に参加したが高校を中退」その後幸重社会福祉士事務所や障がい児支援NPOで中間就労事業に参加している。去年の夏にも事務所主催で岡山で合宿をしており、今年は群馬で行われたあすのば合宿に参加することにした。





・班のメンバーと打ち解けることが出来た!
・全ての活動に参加することが出来た!
・参加者とも色々と話すことが出来た!




・副班長の挨拶をした!
・班のメンバーとも仲良くなった!食事の後もたくさん話した!
・夜の部屋が一番楽しかった!




合宿終了時の本人の感想


合宿後の東京観光を楽しみに参加したが、夜のテンションが楽しかった。休み時間も楽しかった。来てよかった。



私の考察・感想


初めはかなり抵抗を感じていたようで心配したが、レクリエーションやシェアのば活動を通して彼らなりの方法で仲良くなることが出来ていた。一日目は、退席すること無く参加でき、二日目には班のメンバーともすっかり仲良くなれていた。また、大人数との共同生活・集団行動するという経験を得られたことも良かったと思う。二日目の語りの場では、それぞれがこの合宿に参加したいきさつを話した。それぞれの経験や思い、目標等の話も多く出た。学習支援等を通して若者支援をしている若しくはしてみたいと思っている人が多かった。普段は聞くことのない当事者を支えようとしている人の思いを彼らが直接聞く機会があったのは良かったと思った。自分が支援されている側であることを再確認し、今度は支援したいという気持ちを持って活動している人がいることを知ったことで彼らの意識にも変化があると思う。

この合宿が行われたことで、彼らが東京まで旅行し、群馬で合宿に参加するという経験を得られた。交通費が実質無償だったことは当事者である参加者には大きな意味があったと思う。東京・群馬までの旅行経験は、そう何度も出来るものではなく世界が広がったのではないかと思う。

後日、事務所で中間就労の際には彼らの口から今後も中間就労に参加していきたいという意思を聞くことが出来た。今回の合宿に参加した一番の成果だと思った。今後の支援にも繋がると思う。

合宿という非日常的な活動を通して、彼らの人間関係を築く力や、決められた時間を守ったりきちんとした生活リズムで生活したりする力、普段は無い環境への適応力などを確認できた。今後はそれを継続させて伸ばすとともに、その能力を活かすのに足りないものは何か、どのように活かして社会へ出て行くのかを考えて、実習後も彼らをこれからも援助していきたいと思った。




文字の入った写真は、ジョブキャッチプログラムに来ている「えるさん」がタブレットコンピュータにて加工してくれました。


川崎医療福祉大学 3回生
実習期間:2015年8月~9月

ゆきんこ えりりん 実習課題

子どもの貧困対策センターあすのば若者合宿に参加して

はじめに


私たちは「一般財団法人あすのば」が主催した、「あすのば若者合宿」に、倉敷でのトワイライトステイに関わるボランティアとして、また幸重社会福祉士事務所で社会福祉士になるための実習をしている若者として参加してきました。

「あすのば」は、「明日の場」であるとともに「US(私たち)」と「NOVA(新しい・新星)」という意味があります。活動内容としては、調査・研究とそのデータなどに基づいた政策提言、全国の支援団体の活動が持続し発展できるような支援団体への中間支援、子どもたちの自立のために物心両面での子どもたちへの直接支援の3本柱を担っています。また、子どもがど真ん中・「センター」のポジションとして、孤立し声を出せない子どもの声も大切にする運営を目指しており、6人の理事のうち3人が子どもを代表した学生理事です。


子どもの貧困センターあすのばについては、こちらをご参照下さい。
「子どもの貧困センターあすのば」


あすのば若者合宿は、子どもの貧困に関わる高校生や大学生等の若者(北は北海道、南は沖縄まで全国から約70名)が参加し、参加者同士で、支援活動をしようと思った経緯や当事者の苦しみ、これからについての思いをシェアし、今後のあすのばでの子どもの貧困に関わる活動につなげていくことを目的に行われました。参加者の中には、当事者と支援者がいました。当事者の中には、相対的貧困家庭や不登校の人、虐待を受けた人などがおり、支援者の中には、当事者でありながら支援活動を行っている人、学習支援や生活支援を行っている人などが参加していました。

1日目

時間 内容
16:00 開会式
17:00 夕べのつどい
17:30 夕食 班タイム
19:00 シェアのば①
21:30 入浴・自由時間
23:00 就寝

シェアのば①では1~8班に分かれてお菓子やジュースを飲みながら、カードで引いたお題に合わせて話し合いました。お題の中では「初恋」「命」「これは自分だけだ」などを話しやすい雰囲気の中で話し合いました。「初恋」では、幼児時代や小学生の時に好きになった子の名前を皆覚えていて、発表していました。「命」では、どのようにして死を迎えたいかという話になり、それぞれが熱弁しました。「これは自分だけだ」では、枕を顔の上にして寝るという話しが出て盛り上がり、次の日の朝に実際にやっている人がいて大笑いしました。このように話しながら、場が和んでいくだけでなく、班の仲も深めることができました。初対面で話しにくかった空気が一気に無くなったと感じ、大学や実習で学んだ「グループワーク」が生かされていることに気付く時間となりました。

2日目

時間 内容
07:00 朝のつどい
07:30 朝食
09:00 あすのばについて
10:00 野外炊事
15:00 シェアのば②
17:00 夕べのつどい
17:30 夕食 班タイム
19:00 キャンドルナイト
21:30 入浴
23:00 就寝

野外炊事では、火をおこすところから始め、カレーを作りました。火をおこす時には、灰にまみれながら、班の皆で協力しました。協力する中で、班の中でそれぞれの居場所ができていきました。また日頃のトワイライトで大事にしている食事の持つ力を感じました。

「一番しんどかった時は、誰かに相談しようということすら頭に浮かばなかった」




シェアのば②では、班ごとに輪になって
当事者、支援者それぞれの思いを語り合
いました。
Aさんは、次のように話してくれました。お父さんは単身赴任で家に帰ってくることが少なく、その中で住んでいたところが高級住宅地でした。お父さんは背伸びしたい性格でお金はあまりないのに外見を大事にして高級マンションに住んでいて、友達など周りの子たちはおかねもちが多く、自分自身がお金がないことに小さい頃から気づかされていました。やがてお父さんの帰ってくる頻度も減り、月に1、2回ほどしか帰ってこなくなり連絡もつかなくなりました。そして、ケータイ代も3か月払えず止まってしまい家賃も払えなくなりお母さんが決心をし、中学三年生の時お父さんに内緒でケータイも全て変え、引っ越しをして一切それからお父さんとは会っていないと語っていました。引っ越しをするとその地域には同じような境遇の子たちがいっぱいいて貧乏は悪くないのだと思うようになり、少ないお金の中でやりくりしている母親は、楽しそうにしていて今までとは違いのびのびと過ごせるようになったと語っていました。

Bさんは、次のように話してくれました。小学生の時、学校では友達が欲しいのに空回りしてできず、家では父親から虐待を受けていました。父親は、自身を含めた4兄弟と母親に暴力をふるい、それに耐えていました。しかし、それに耐えられなくなり、父親が仕事に行っている間に、母親と4兄弟で家を出ました。そして、新しい生活が始まり、中学1年生になると、友達ができました。しかし、友達ができても、良い先生に出会っても、家のことは絶対に話すことはできず、悩みを抱えていました。そのような日々の中、偶然ボランティア団体を知り、様々な人と話をしたり、勉強をしたりしていました。高校生になり、部活動としてテニスをしていましたが、破れたボロボロの靴で練習を続けていると、妹の反抗期や家計のやりくり等のストレスで精神的に疲弊していた母親に、テニスをやめるように言われました。しかし、どうしてもテニスだけは続けたいと思い、母親の言うことは聞かずにテニスを続けました。結局、腕の怪我が原因でやめることになりましたが、その当時に、本当は貧困や家族のことで辛いということをわかっているわけがないのに、先生から「おまえの都合はよくわかるよ」と言われました。その時に大人は都合がいいやつだと感じました。このような状況で辛かったとき、このままだと駄目になると思っていました。そんな時、中学生の時に通っていたボランティア団体のことをふと思い出し、行ってみると、親身になって話しを聴いてくれました。そのため、そのボランティア団体が自分にとって唯一の居場所となりました。このような過去を振り返ってみると、一番しんどかった時は誰かに相談しようということすら頭に浮かびませんでした。
(上記のことを語ってくれた方には許可を取り、記載させてもらっています。)


このように、班の中で皆が順番に自分のことを語り、それを一生懸命に聴いてくれるという姿勢ができていました。その中で、多くの人に共通していたことは、一番しんどかった時は誰かに相談しようということすら頭に浮かばなかったということです。つまり、しんどい思いをしている子どもたちは表面化せず、隠れてしまっていることがわかります。また自分たちもシェアのば②で語ったことで、語ることのしんどさを感じました。しかし、それでも語ることができたのは、皆が話しを真剣に聴いてくれているという環境が作られていたからでした。そのため、普段は決して友人などに話せないようなこともここでは語ることができました。シェアのば②を通して自分たちが目指している相談援助職であるソーシャルワーカーがまずは相手が安心して話せる存在にならないといけないと感じました。


キャンドルナイトでは、あすのばの学生理事の3人が当事者として語り、参加者全員にシェアしてくれました。また、シェアのば②で語り切れなかったことを、キャンドルの灯りの中で、再度班ごとに輪になって語り合いました。

あすのば学生理事について
・内山田のぞみ(キッズドア元インターン・慶応義塾大学4年)
・久波孝典(チャンス・フォー・チルドレン インターン・東洋大学3年)
・髙橋遼平(STOP!子どもの貧困東京ユースミーティング実行委員長・中央大学4年)


学生理事の声や思いはこちらを参照
朝日新聞(2015.1.10) 「上と下 格差の今」

内閣府 子どもの貧困対策に関する検討会議事録(2014.5.1)
*PDF文書 41ページから



このように、語り合う時間が多く設けられていましたが、まだまだ足りず、就寝の時間後も明け方まで熱く語り合ったり、ゲームをしたりして仲を深めていきました。


3日目

時間 内容
07:00 朝のつどい
07:30 朝食
09:00 シェアのば③
12:00 閉会式

シェアのば③では、参加者全員が1つの輪になって、各班の代表者が感想を言い、皆に合宿を終えての感想をシェアしました。その中で、当事者ではない支援者は、どうやって当事者に寄り添えばよいかということに頭を悩ませていると発言した人が多くいました。


合宿が終わる頃には私たちを含め多くの参加者が、昔からの友達だと思えるくらいの関係になっていました。そのため、別れを惜しんで解散場所からなかなか解散せず、写真を撮ったり、解散後も一緒に遊んだりしている人が何人もいました。このように、あすのば合宿を通して支え合える仲間ができました。

おわりに(今後に向けて)


あすのば合宿を終えて、私たちは、何でも話せる環境があることの大切さを知りました。何でも話せる環境があるから話せるのであって、話せる環境がなければ話すことができません。このように感じたことから、しんどい思いをしている子どもたちは話せる環境がないために、表面化せず、隠れてしまっているということに気が付きました。今回、あすのば合宿に参加した人は、過去はつながりがなかったかもしれませんが、今現在は何らかの支援等につながりがあるため、参加できています。しかし、今現在、表面化されていないだけで、どこにもつながりのない子どもたちが多くいると考えられます。したがって、私たちはこのように表面化していない子どもたちを発見し、つながりをつくっていく支援がソーシャルワーカーには必要だと考えました。

これからソーシャルアクションとして全国各地で交流会・意見交換会が開催されます。私たちの地域である岡山で行われる交流会・意見交換会では、今回あすのば合宿に参加して学んだことを活かして関わっていきたいです。


今後全国各地で行われる交流会・意見交換会は、こちらをご参照下さい。
子どもの貧困対策センター あすのば 交流会・意見交換会

新着

実習に来られたお二人らが、岡山県倉敷市にて「倉敷トワイライトホーム」として活動を展開されている記事が山陽新聞に掲載されました。

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